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「紡ぎの庭」
2008年、病院前遊歩道に誕生

ご挨拶

地域とともに歩む
これまでの40年、そしてこれから

公益財団法人筑波メディカルセンターは
創立40周年を迎えました。
そこで、財団創立から40年間を
3つの時期に分けて振り返ってみます。

クラウドファンディング写真

代表理事
志真 泰夫

創成期:進取の気風

まず、1982年から1991年までの10年間は、筑波メディカルセンターの「創成期」です。この時期は、一言でいえば「進取の気風に富む」時期です。1982年に財団法人筑波メディカルセンターが創立され、筑波メディカルセンター病院は1985年2月に病床数140床で開院しました。開院当初から30床の「救命救急センター」が設けられました。さらに、「病院内健診センター」「つくば中毒110番」「筑波剖検センター」「病院託児所」など次々と新しい事業を手掛けます。そして、1989年には茨城県からの受託事業として「県立つくば看護専門学校」が開設されました。

発展期:成長と拡大

1992年~2011年までの20年間は筑波メディカルセンターの「発展期」です。この時期の特徴は、「成長と拡大」です。1994年には病院内健診センターが「つくば総合健診センター」として独立しました。病院は「災害拠点病院」「茨城県地域がんセンター」「地域医療支援病院」「臨床研修病院」と次々と機能を拡大し、茨城県で最初の日本医療機能評価機構による「医療機能評価」認定を受けました。

改革期:公益の追求と世代交代

2012年4月、筑波メディカルセンターは公益法人改革により「公益財団法人」として、新たなスタートを切りました。2012年~2022年の10年間は、公益財団法人として運営を軌道に乗せる「改革期」です。また、創成期、発展期を担ってきた人々から新たな世代への世代交代の時期でもありました。まず、2016年に創成期から法人を牽引された中田代表理事が退任され、志真が代表理事に就任しました。2021年には軸屋病院長、内藤健診センター所長、菊池在宅ケア事業長が退職され、新たに河野病院長、増澤総合健診センター所長、石川在宅ケア事業長が就任しました。

成熟期をめざして

2022年4月から新たな10年が始まります。これからの10年、筑波メディカルセンターは新しい力を取り入れながら、組織も人も成熟してゆくことをめざして、たゆみない努力を続けていきます。